農作業ワンポイント

8月

最も暑い時期です。太陽熱土壌消毒に挑戦してみてはいかがでしょうか。

  • 透明ポリマルチで熱を蓄える
    今年、しおれがでたナス、トマトの畝を消毒しましょう。切わら、落ち葉やもみがらを100㎡に厚さ5cm(250kg)広げ、石灰窒素10kgをすき込み、畝立てします。ホースで水をかけて、透明ポリをかけ、風で飛ばないよう周囲を土で塞ぎましょう。30~40日間、発酵熱と太陽熱を蓄え、雑草種子や病害虫の元を少なくします。
  • イネ科作物栽培後、果菜に挑戦
    9月播きのエン麦(種子0.8~1kg/1a)(オーツワン、たちいぶき、ライ太郎、えん麦)をすじ播きします。年内に堆肥かわりにすき込み、果菜を植え付けると線虫害が減少します。ただし青枯れ病抵抗性、耐病の接ぎ木苗を注文して準備しましょう。台木はナスでトナシム、トマト。ミニトマトはBバリア、レシーブに接ぎ木した苗を指定します。仮支柱は風で揺れないようにする役目がありますが、生長が進むと、その役割は終わります。果菜の生長が早くなり、誘引しないと倒れたり、枝やつるが下に垂れてしまいます。しっかり本誘引をしましょう。
  • 油かすの性質を知り、上手に活用
    畑では、油かすの窒素成分の70%が肥料として効きます。5~10月は、70%が1週間でアンモニア窒素に、3週目にはすべて硝酸態窒素に変わり野菜に吸収されやすくなります。また、遅効性肥料のため基肥に施し、300kg/10aを上限として、30日間の分解の期間をおきましょう。

7月

 暑い時期です。秋に向けて、太陽熱で畑を消毒しましょう。

  • 暑さ対策
    黒マルチの上にわらを敷き、地温を下げます。また、ハウスは遮光資材で涼しい環境を作ります。キャベツなどの苗作りには、ハウスや屋外のトンネルに遮光資材を張り、通風を良くしましょう。
  • 9月に向けて畑を太陽熱で消毒
    最も高温の時期に、地面にビニールをかけ、太陽の熱で雑草の種や害虫を駆除します。石灰、基肥を施用して畝立てし、ビニールをかけ、30~40日間、高温を保ちましょう。消毒後はビニールをはぎ、硬くなった表面は中耕して土壌中に空気を入れます。
  • キュウリとインゲンの種播き時期
    キュウリは、直播き後40~50日で親づるから収穫が始まります。秋のキュウリは株間40㎝で密植し、基肥は春作の2/3の量に抑えましょう。緩効性肥料で10a当たり窒素成分で20kg基肥一発です。キュウリは、7~8月中旬まで種播きできます。インゲンは、中山間地で7月に、平坦地は8月に種播きできます。
  • 実もの野菜は整枝と追肥を
    夏を越すためには、茂った所の枝を間引きし、定期的に追肥を与え、薬剤で病害虫を防除します。

6月

 梅雨に入り、生育適温ですが、少日照・過湿が重なる時期です。畑からの排水、茎葉間引きをし、通風を心がけましょう。

  • 水はけを良くする
    排水が大切です。降雨翌日、通路に余分な水は残っていませんか。あぜの草を刈り、土砂を取り除き、排水溝を整備しましょう。
  • 中耕で土に空気を入れ、湿害防止
    雨で固まった土を中耕し、土に空気を入れます。洗い流された株元に空気が入った土を寄せ、倒れるのを防ぎます。
  • トマト・ナス・ピーマンの尻腐れ防止
    花から幼果の間に、カルプラスなどカルシウム葉面散布剤を花と花周辺の葉に散布しましょう。
  • バレイショの収穫
    葉が黄色くなってきたら収穫の目安です。晴天続きのときに掘り上げましょう。
  • サツマイモ苗の植え付け
    ヨウリンを施し、基肥は10aあたり窒素0~3kg。コガネムシ対策の粒剤を土によく混ぜ合わせ、苗を植え付けます。茎葉が茂りすぎるときは、つるを動かし、草勢を抑えましょう。
  • 収穫開始から追肥を月2回
    ナス・キュウリ・ピーマン・オクラ・ニガウリは収穫が始まったら追肥をしましょう。