農作業ワンポイント

10月

 気温が20℃を下回る日も多くなり、野菜が順調に生育しますが、害虫も発生しやすくなります。適期防除を心がけ、肥料切れしないよう追肥しましょう。

  • ニンニクの植え込み
    土作りした畑で、植え付け1週間前までに緩効性肥料を施し、耕うん・うね立てして黒マルチを張ります。条間25㎝、株間15㎝で植え付けます。りん片を1片ずつはずして、深さ3~4㎝、芽を上にして植え付けましょう。
  • ソラマメ、エンドウの播種
    開花・結実は日当たりのよいところが適しています。ソラマメは3本仕立てにするため株間60㎝で、エンドウは株間40~50㎝で実エンドウは幅をあけます。ソラマメは15日ほど芽だしポット苗または、芽だし種を植え付けます。
  • キャベツ類の追肥
    キャベツは、外葉が大きくなり始めています。定植後2週目に追肥1回目、結球初期までに2回目の追肥を行います。11月まではNK2号、12月からはS646を用いると良く効きます。
  • キャベツ類の防除
    植え付け時の殺虫粒剤やかん注した殺虫剤は、1か月すると効果が落ちてきます。コナガ、アオムシ、アブラムシ、ナメクジの発生に留意し、結球始めに防除を徹底しましょう。
  • ホウレンソウは何回かに分けて種播き
    10月上旬に播くと、11月下旬の収穫。10月中・下旬に播くと1月の収穫の予定です。寒いときは、草丈20㎝くらいでビニールをかけ生育を促し、草丈25~30㎝で収穫。株間は5㎝を確保します。

9月

 残暑も彼岸までです。野菜が育ちやすい気候にだんだん近づき、秋野菜の栽培が始まります。品目に合わせた工夫を行いましょう。

  • 適品種の選定
    キャベツ、ブロッコリーは早生、中生、晩生の順に播種していきます。収穫期に合わせた品種を選び適期に、播種、定植が行えるよう畑や苗床、育苗場所を準備しましょう。
  • 畑の準備
    秋雨の季節、畑は早めに準備しましょう。早すぎるときは、畝にビニルやマルチをかけて土の乾燥などを防ぎます。
  • 定植したらかん水
    秋野菜は、苗を植えたらかん水し、活着を促します。このかん水が大きな外葉つくりに役立ちます。
  • ホウレンソウは浸種芽出し播き
    暑くて発芽が揃わない時期は、種子を5~6時間多目の水に漬けて吸水させ、冷蔵庫に4~5日入れて発芽を揃えます。
  • ハクサイは苗づくり
    9月初旬にかけて、128穴のセルトレイに1粒播きします。25日頃、根鉢ができたら、登録のある殺虫剤を苗にかん注して定植します。
  • 根もの野菜は深く耕し、未熟堆肥はやらない
    ダイコン、ニンジンは、又根で品質が落ちます。小石はとりのぞき、前作で堆肥を土にやり、膨軟な土つくりを心がけましょう。

8月

 8月は最も暑い時期ですが、盆過ぎには夜が涼しくなり、気候の変化が激しいです。秋野菜の準備は計画的に行いましょう。

  • 植え付けは適期を守る
    セットタマネギ球は、白黒ダブルマルチの白を上にします。8月末に植え付け、11月末から収穫予定です。秋バレイショは、種いもを腐らせないために切断しない種いもを植えましょう。中山間地では8月末から植え付けます。平地では、納屋の育苗箱で芽だしを始めましょう。トマト黄化葉巻き病性品種のミニトマトは、開花苗をハウスに8月上旬に植え付け、9月中旬から収穫をします。
  • 油かすの性質を知り、上手く使おう。
    油かすの窒素成分は70%が肥料として効きます。そのうち70%が1週間でアンモニア態窒素に、3週間目にはすべて硝酸態窒素として野菜に吸収されます。遅効性肥料のため、基肥に施しましょう。