農作業ワンポイント

6月

 曇りや雨の日が多い梅雨時は、土がやわらかく作物が育ちやすい時期です。

  • 水はけを良くしましょう
    畑の周りの排水路、畑からの排水口を整備し、水はけを良くしましょう。降雨の翌日、通路に余分な水が残っていないか、畝の草刈りや土砂をさらえて排水溝を整備しましょう。
  • 中耕で土に空気を入れ、湿害防止
    雨で固まった土を中耕し、土に空気を入れます。洗い流された株元に空気の入った土を寄せ、倒伏を防ぎましょう。
  • トマト、ナス、ピーマンの尻腐れ防止
    花から幼果の間に、カルプラスなどカルシウム葉面散布剤を花と花周辺の葉に散布しましょう。
  • バレイショの収穫
    葉が黄色くなってきた頃が収穫時期の目安です。晴天続きの時に掘り上げましょう。
  • キュウリの収穫
    キュウリは生育が早く、開花後7日で収穫できます。18~20cmの長さになったら収穫しましょう。
  • ナスの栄養状態は花を観察
    花の真ん中が雌しべ、周りが雄しべです。雌しべの方が長いと生育は良好で短くなると、肥料切れや水不足が疑われるので注意しましょう。

5月

 果菜の植え付け時期です。追肥計画を立てましょう。

  • 5月上旬からが植え付け適期
    遅霜がなくなる5月上旬からが露地果菜の定植適期です。
  • 収穫が毎日続く果菜は、収穫始めから追肥
    ナス、キュウリ、ピーマン、オクラは、収穫が始まる頃から生育が旺盛となり、吸肥力が高まるため、追肥を開始してください。
  • 追肥の1回量は、10a当たり窒素成分で3~5kg
    一般的には、1回にNK2号を20~30kg/10a施用しましょう。窒素成分は3~5kg含まれています。マルチをしている場合は、畝肩の株と株の間に行います。次回は15~20日後、反対側に施用しましょう。
  • 化成肥料の替わりに、油粕も利用できる
    油粕はNK2号の約1/3の窒素成分を含みます。1回に60~90kg/10aを、マルチの下の畝肩に施用しましょう。
  • かん水チューブを設置して、かん水を計画的に
    1条植えと2条植えのどちらも、2本のかん水チューブを敷くと、土壌水分が均一になります。チューブの穴の目詰まりを防ぐため、ろ過器をつけましょう。
  • スイカ、カボチャは基肥を減らし、畝の横をすき返し追肥
    畝幅1.5cmの畝を定植して、子づるを4本伸ばします。つる長が60~100cmになる頃、畝の両側か片側に追肥して耕うんし、敷きワラを敷いて、つるが伸長する場所を確保しましょう。追肥量はNK2号を30kgまたは油粕90kg/10aです。

4月

 今月下旬から果菜の植え付けの時期のため、準備を計画的に行いましょう。

  • 黒ポリマルチ
    土壌水分の確保と土のやわらかさを保つため、黒ポリマルチを畝に張ります。植え穴は、早めに開け、土で分解したガスを逃がしましょう。
  • 植え付け穴を掘って、穴からかん水
    深植えにならないようポットの大きさより少し大きめの穴を掘り、降雨を利用するか、穴いっぱいになるまでかん水します。
  • 殺虫粒剤の効き目は最長3週間
    植え付けて3週間経つと、定植時の粒剤の効果も切れてきます。エコピタ液剤などアブラムシを窒息させる農薬を散布し、予防しましょう。
  • 苗が倒れないように仮支柱をする
    苗が倒伏したり、マルチに葉がついて焼けたりするのを防ぐため、仮支柱を立て誘引します。早めに本支柱の準備をしましょう。
  • 株元に追肥をしない
    苗の活着の遅れや生育が思わしくない時は、株元に薄めの液肥を施し、生育の回復を図りましょう。株元への粒状追肥は根を傷めるため避けます。
  • 本支柱や誘引棚、ネットを設置
    果菜の生長が早くなり、誘引しないと倒れたり、枝やつるが下に垂れたりします。しっかり本誘引をしましょう。