農作業ワンポイント

6月

 梅雨に入り、生育適温ですが、少日照・過湿が重なる時期です。畑からの排水、茎葉間引きをし、通風を心がけましょう。

  • 水はけを良くする
    排水が大切です。降雨翌日、通路に余分な水は残っていませんか。あぜの草を刈り、土砂を取り除き、排水溝を整備しましょう。
  • 中耕で土に空気を入れ、湿害防止
    雨で固まった土を中耕し、土に空気を入れます。洗い流された株元に空気が入った土を寄せ、倒れるのを防ぎます。
  • トマト・ナス・ピーマンの尻腐れ防止
    花から幼果の間に、カルプラスなどカルシウム葉面散布剤を花と花周辺の葉に散布しましょう。
  • バレイショの収穫
    葉が黄色くなってきたら収穫の目安です。晴天続きのときに掘り上げましょう。
  • サツマイモ苗の植え付け
    ヨウリンを施し、基肥は10aあたり窒素0~3kg。コガネムシ対策の粒剤を土によく混ぜ合わせ、苗を植え付けます。茎葉が茂りすぎるときは、つるを動かし、草勢を抑えましょう。
  • 収穫開始から追肥を月2回
    ナス・キュウリ・ピーマン・オクラ・ニガウリは収穫が始まったら追肥をしましょう。

5月

果菜の植え付け時期です。生長が早くなりますので、本誘引を早めに準備しましょう。

  • 殺虫粒剤の効き目は長くて3週間
    植え付けて3週間経つと、定植時の粒剤の効果も薄れてきます。エコピタ液剤などアブラムシを窒息させる農薬を散布し、予防をしましょう。
  • 本支柱や誘引棚、ネットを設置
    仮支柱は風で揺れないようにする役目がありますが、生長が進むと、その役割は終わります。果菜の生長が早くなり、誘引しないと倒れたり、枝やつるが下に垂れてしまいます。しっかり本誘引をしましょう。
  • ナスの親枝を上下段の誘引線にひも誘引
    ナスの親枝は6~7段の花の上で摘心します。3~4本の親枝の分かれ目の下にひもを結び、親枝に1~2回巻き、先端が上を向くように誘引します。まずは下段の誘引線に、生育に応じて枝にひもを巻きなおしましょう。
  • いぼ竹(支柱)は2m間隔、畝の両側に
    畝の通路側に上面が開くよう斜めに支柱を差し込み、ナスの親枝がU字またはV字にみえるよう2本誘引線をはります。端は杭を打ち、ハウスバンドを結わい付け、誘引線を固定します。
  • キュウリの誘引
    いぼ竹とネットを組み合わせて、誘引面をつくります。親づるは22節で摘心する予定です。下5節目までは、雌花と脇芽は除去し、6~10節の子づるは1節で摘心します。
  • キュウリの摘心
    キュウリ親づるにある11~15節の子づるは、2節で摘心。16~18節の子づるは1節で摘心し、19~22節の子づるのうち、3本は摘心せず遊びづるとして株の勢いを保ちましょう。

4月

 暖かくなりました。トンネルビニール等は片付け、露地は遅霜に注意しましょう。

  • 定植穴に殺虫粒剤
    羽をもったアブラムシが動き始めています。登録のある殺虫粒剤を鉢または鉢穴に施用しましょう。
  • 枝間隔を頭におき、株間は十分にとる
    葉が大きい大長ナスは枝間隔を40cmに、中長ナスは35cmにしましょう。4本仕立てでは、株間70~80cmに、3本仕立てでは株間55~60cm、1条植えにしましょう。
  • カボチャ、スイカは畝を広げながら
    つるが伸びる場所を含め、3~4mの畑を確保しましょう。つる間隔を25cm程度とれるよう、株間は80~100cm、1条で定植します。キャップや行灯、常時換気した小トンネルなどで保温します。
  • 鉢かん水は前日に、植え付け後少量かん水
    定植の前日午後に、定植鉢にたっぷりかん水しましょう。鉢の上面がわずかに畝面より上に出る程度の深さにして、軽く覆土・鎮圧し、少量かん水します。
  • マルチ孔に追肥はしない
    基肥を予定通り施用しているときは、苗の植え付け場所には追肥をしなくても大丈夫です。
  • 仮支柱と本支柱
    風に揺らされないよう、ナス、トマト、ピーマン類、キュウリ等は仮支柱に誘引します。早めに本支柱の準備をしましょう。